感じ方を変える
温度の組み合わせで、肌に触れたときの感覚そのものを変える。温冷の錯覚を使った研究を製品にしています。
Osaka Heat Cool

Technology
新しい感覚を作り、伝え、測るために、最先端の研究成果を基に製品を開発しています。
温度の組み合わせで、肌に触れたときの感覚そのものを変える。温冷の錯覚を使った研究を製品にしています。
言葉では伝わりにくい感覚を、体験として届ける。自分と他者の感じ方が違うことに気づくきっかけをつくります。
人間がどう感じるか定量化する。曖昧な指標ではなく定量的なデータを基に快適な職場環境、衣服の開発などを手助けします。
Products
すべて、研究室で得られた知見から生まれた実物です。
感じ方を変える
サーモスクラッチ/温冷錯覚デバイス



温かい面と冷たい面を同時に肌に当てると、ひっかいたような感覚が生まれることがあります。神経科学で知られる「サーマルグリル錯覚」を、温冷の制御を工夫したプレートで製品にしました。肌を傷つけずに、気になる部分から意識を切り替えるための道具です。
クラウドファンディング(Kibidango)では、目標金額 200万円に対して1,107万円の支援が集まりました(2026年9月29日終了)。終了後は事業者・専門機関向けの販売を中心に展開する予定です。
医療機器ではなく、日々の不快感をリフレッシュするための一般雑貨です。感じ方には個人差があります。
ThermoScratch の土台になった分野の論文です。製品そのものを扱った論文ではありません。
感じ方を伝える
ピリオノイド/生理痛VR体験デバイス

「他者の痛みを理解すること」「自分の痛みを伝えること」は、どちらも難しい。ピリオノイドは、筋電気刺激(EMS)で生理時の下腹部の痛みを段階的に体験できる装置です。甲南大学と奈良女子大学の研究で生まれた装置をもとに、操作をシンプルにし、身につけて使えるよう改良しました。
同じ体験でも、強い痛みを感じる人もいれば、まったく感じない人もいます。その違いを知ることが、「他者の痛み」に思いを巡らせる入口になります。
体験は希望者のみ。事前の説明と同意(署名)のもと、弱い刺激から始め、いつでも自分の意思で止められる形で、スタッフ同席のうえ実施します。健康上の懸念がある方はお断りしています。体験する痛みは、生理の症状のごく一部です。
Perionoid のもとになった装置(奈良女子大学・甲南大学での研究)の論文です。
感じ方を測る
センスチェア/着座身体揺動計測器



座面に内蔵した高精度のひずみセンサーで、座っている人の荷重と重心の揺れを記録する椅子型の計測器です。センサーを身につけたり、操作したりする必要がありません。複数台を使えば、会議や対話の場で、体の動きがどのくらい同調しているかも調べられます。
計測しているのは身体の動きと反応です。座っている人の感覚や感情を、直接読み取る装置ではありません。
伊藤雄一が関わった SenseChair の研究です。新しい順に並べています。
感じ方を測る
サーモフィール ピー/ハンディ接触冷温感試験機

素材に触れたときの「ひんやり」「あたたかい」を、数値で比べるための試験機です。従来の据置き型は、切り出した試料を恒温恒湿室で測る必要がありました。ThermoFeel p は手に持って、家具や内装材などを実際に置かれた環境でそのまま測れます。画面の表示に従うだけで操作できます。
測っているのは、素材から熱がどれだけ移るかという物理量です。人は冷たいものに触れると熱が移動し、冷たく感じます。この熱の移動量の大小で、ひんやり感(あたたかい感)を評価する装置です。
接触冷温感の測り方(qmax)の土台になった研究です。
ThermoFeel p の開発に関わる佐藤克成(奈良女子大学)が研究代表を務めた課題です。課題名と期間は researchmap の登録情報です。
Team
物理、材料、体験、感覚、電子回路。大学や研究機関で研究を続ける教員・研究者が、製品開発の中心にいます。

物理
代表取締役
アメリカ合衆国イリノイ州エヴァンストン出身、京都大学大学院において核融合エネルギーの研究で学位を取得後、立命館大学、東京大学で博士研究員を務めた。2014年8月に大阪大学大学院工学研究科電気電子情報工学専攻に助教として着任し、プラズマを用いた新材料研究、プロセス技術研究、プラズマ対向機器の熱設計などを実施している。同時に、プラズマ研究で培った知識を応用し、熱電半導体の実装技術について菅原と研究を進めている。

材料
取締役
京都工芸繊維大学 材料化学系 教授
和歌山県有田郡出身。琉球大学(学士、修士)を経て、九州大学にて博士(工学)を取得後、大阪大学大学院工学研究科にて、博士研究員として熱電材料の研究開発に従事した。大阪大学産業科学研究所に異動後は、半導体実装技術とセラミックス薄膜技術を研究している。2022年4月より現職。熱電半導体材料の開発経験と半導体実装技術を基軸として、フレキシブルペルチェデバイスを開発している。

体験
取締役
青山学院大学 理工学部情報テクノロジー学科 教授
愛媛県新居浜市生まれ。大阪大学大学院工学研究科博士後期課程中退と同時に同研究科助手。情報科学研究科助教を経て、08年より大阪大学クリエイティブユニット(旧ウェブデザインユニット)准教授。大阪大学の広報・ブランディングをディレクションする傍ら、研究者としてヒューマンコンピュータインタラクション業界でも活躍。21年より青山学院大学教授。博士(情報科学)。国内外の学術会議やシンポジウムにおいて最優秀論文賞、最優秀デモンストレーション賞を受賞。他、AsiaDigtalArtAward、ナレッジイノベーションアワードグランプリ、大阪大学功績賞、大阪大学総長奨励賞など受賞多数。

感覚
取締役
奈良女子大学 研究院工学系 准教授
山形県出身。東北大学工学部においてVRにおける触覚再現技術に出会い、触覚に関する研究に取り組みはじめる。卒業後は東京大学大学院 情報理工学系研究科に進学。2008年からは日本学術振興会特別研究員(DC1)として、触覚情報の伝達技術を研究。2011年に学位を取得し、日本学術振興会特別研究員(PD)として慶應義塾大学に所属。2013年に奈良女子大学生活環境学部に講師として着任し、2021年から同大学研究院工学系准教授を拝命した。ペルチェ素子を用いた高速かつ省エネな温冷感覚の再現手法やそのアプリケーションを開発している。また、ヒトの感性に着目した衣服の評価に関する教育研究を行っている。

電子回路
取締役
神戸大学 工学研究科電気電子工学専攻 教授
兵庫県三木市出身。2011年に神戸大学工学研究科において学位を取得後、神戸大学先端融合研究環において助教としてセンサーネットワークと集積回路の研究開発に従事。2018年に大阪大学産業科学研究所において特任准教授を務め、2019年に神戸大学システム情報学研究科に准教授として着任した。2022年4月より現職。生体計測技術とその医療ヘルスケア応用を中心に、計測回路、無線ネットワーク、機械学習等の研究開発を行っている。

取締役
大阪公立大学 特任研究員
和歌山高専、奈良女子大(修士)。近畿大学専任講師(法医学)、IT企業勤務を経て、現職。大学発ディープテックスタートアップの発掘および支援に強みを持つ。趣味はバイク。
Co-development
大阪ヒートクールでは、自社の技術を土台に、事業開発・製品開発のご相談をお受けしています。
ペルチェ素子を使った温冷の提示技術と、その制御。ThermoScratch は研究から約5年で製品になりました。
SenseChair の専用ソフトはカスタマイズを承っています。ThermoFeel p は、素材の冷温感を数値で比べるための試験機です。
Perionoid のように、研究成果を人が体験できる形にして届ける。研修や展示の現場での実施経験があります。
News
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体験を選んで、真ん中の丸をタップしてください。低い音のリズムと、波紋の動きが一緒に始まります。音が出ます。音量にご注意ください。
丸をタップすると、音と映像が始まります。
この体験について。スピーカーから出る低音のリズムと映像で、「同じ刺激でも感じ方が変わる」ことをお見せする小さなデモです。スマートフォンの小さなスピーカーでも聞こえるよう、低い音に倍音を重ねています。当社製品が生み出す温冷や触覚の感覚を再現するものではありません。