Osaka Heat Cool
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Co-development

新規事業の共同開発

温冷、触覚、身体計測の技術を使った新規事業の立ち上げについて、最先端の学術知見を活用しつつ、構想の整理から試作、評価までご一緒します。共同研究・受託開発として、自社の技術を土台に、構想段階の相談、PoC(試作機)の制作、既存ハードウェアの置き換えまでお受けしています。

作業台の上で、研究者が手に持った銀色のハンディ型の試作機を示し、向かいの相談者が指差して質問している。背景に部品棚と計測器が見える

Where to start

ご相談いただけること

段階や形は問いません。代表的なものを挙げます。

  • 構想の相談

    用途や製品像が固まっていなくても構いません。何を感じさせたいか、何を測りたいかから一緒に整理します。

    ご相談例

    • 温冷や触覚を使った新しい体験を企画したい
    • 自社製品に「感じ方」の要素を加えたい
    • 研究成果を展示や研修で体験できる形にしたい
  • PoC・試作機の制作

    動く試作機を作り、展示、社内検証、ユーザーテストに使えるようにします。試作のみのご依頼も受けています。

    ご相談例

    • 展示会やイベントで体験できるデモ機がほしい
    • 社内提案のために原理試作を一台作りたい
    • 研究室の装置を、持ち運べる形に作り直したい
  • 既存ハードウェアの置き換え

    いまお使いの加熱、冷却、計測の仕組みを、新しい発想で置き換えるお手伝いをいたします。

    ご相談例

    • ヒーターや冷却ファンをペルチェ素子に置き換えて小型化したい
    • 据置きの試験機を、現場で使えるハンディ型にしたい
    • 既製の椅子や什器にセンサーを組み込んで計測したい

Technology

提供できる技術

温度と触覚を扱う物理、材料、電子回路の研究と、人の感じ方を測る研究が土台です。

  1. 温冷・触覚の提示

    ThermoScratch を分解した図。外装、基板、ヒートシンク、電池が上下に分かれて浮いている

    ペルチェ素子を薄く軽く実装する技術と、多数の素子を少ない配線で駆動する回路を研究してきました。温と冷を同時に提示して錯覚を起こす設計まで扱います。

    できること

    • 服、器、持ち手のような曲面や小さな部品にペルチェ素子を組み込む
    • 温と冷を同時に提示して、温冷錯覚(サーマルグリル錯覚)を設計する
    • 生体情報や映像に連動して温度を制御する

    形にした例

    • 電流の流れ方で温冷を切り替える仕組みを、口当たりの温度が変わる器のパーツに

      Dentsu Lab Tokyo、2023 年事例を見る

    • 生体情報をもとに温度を自動制御する服と、ゲーム映像に連動して温冷を出す体験コンテンツに

      東阪電子機器ほか、2025 年事例を見る

  2. 身体と素材の計測

    灰色のフェルト生地に ThermoFeel p を当てて測っている手元。画面に「計測中」と出ている

    素材から熱がどれだけ移るかを測って接触冷温感を数値にする計測(ThermoFeel p)と、座面のひずみセンサーで荷重と重心の揺れを記録する計測(SenseChair)です。新しい発想の計測技術を提案、試作、製品化しています。

    できること

    • 据置きの試験機を、現場で使えるハンディ型に作り直す
    • 既製の椅子や什器にセンサーを組み込み、荷重と重心を記録する
    • 解析ソフトのカスタマイズや CSV 出力など、研究用途に対応する

    形にした例

    • 恒温恒湿室で試料を測っていた接触冷温感試験機を、現場で測れるハンディ型に

      Profid、2025 年事例を見る

  3. 体験のデザイン

    万博の展示ブース。ゲーム画面の前で、子どもが体験装置を握って遊び、スタッフが横で説明し、来場者が見守っている

    研究で分かった感覚の仕組みを、人が安全に体験できる装置と運用の手順に落とし込みます。自社製品の Perionoid では、企業の研修や学会の展示で、体験の強さの段階、同意の取り方、スタッフの配置まで含めて実施してきました。

    できること

    • 展示会や研修で使う体験装置と、その運用手順を設計する
    • 体験の強さを段階的に変え、本人がいつでも止められるようにする
    • 映像や進行に連動した体験コンテンツを作る

    形にした例

    • ゲーム映像に連動して「温かい」「冷たい」を体感する展示コンテンツに

      東阪電子機器ほか、2025 年事例を見る

Process

進め方

相談と要件整理までは無料です。試作は範囲を区切って見積もります。

  1. 相談

    フォームからご連絡ください。初回は 30 分程度のオンライン打ち合わせです。

  2. 要件整理

    目的、使う場面、評価したい指標、期限を一緒に書き出します。

  3. 提案と契約

    試作の範囲、費用、期間、契約の形(共同研究、受託開発、NDA)をご提示します。

  4. 試作

    原理試作から順に、動く形で確認しながら進めます。

  5. 評価

    実際の場面で試し、計測データや体験の反応をもとに改善点を整理します。

  6. その先

    製品化、量産、研究発表や展示への展開をご相談いただけます。量産は、内容によっては当社で設計し、製造を発注する形で対応します。

期間の目安は、見た目や動きを確かめるモックが約 1 か月、動く試作機が約 3 か月です。ただし、扱う感覚の種類、計測の精度、台数、評価の方法によって大きく変わります。要件整理の段階で、具体的な期間をお伝えします。

白いモック、むき出しの基板、ケースに収めた基板、金属外装の試作機が左から一列に並び、段階が進むほど製品の形に近づいている

Cases

事例

これまでに企業や大学と進めた取り組みです。

  1. PoC・試作

    株式会社電通 Dentsu Lab Tokyo

    2023

    UP-CYCLING POSSIBILITY(アップサイクルの可能性)

    器「TSU→GI CUP “TEMP”」の試作。金属の器の縁に、ファンつきの放熱部品と温度センサーを取り付けている
    基となった研究知見:ThermoTumbler

    壊れた器を、金継ぎとテクノロジーで新しい価値のある道具に変えるプロジェクトです。

    大阪ヒートクールの「電流の流れ方によって温冷を切り替えられる」技術をもとに、口当たりの温度が変化する器「TSU→GI CUP “TEMP”」の、温度変化を楽しめるパーツを、青山学院大学の研究知見を基に共同開発しました。

    成果は 2023 年 4 月から 6 月にかけて、資生堂グローバルイノベーションセンター(S/PARK、横浜)で開かれた「アップサイクルの可能性展」で展示されました。

  2. 置き換え

    株式会社 Profid

    2025

    ThermoFeel p(ハンディ接触冷温感試験機)

    ThermoFeel p の本体。画面とグリップを備えたハンディ型
    ThermoFeel p

    恒温恒湿室で試料を切り出して測っていた据置き型の接触冷温感試験機を、現場でそのまま測れるハンディ型に作り直しました。

    2025 年 5 月に Profid から発売され、同年のグッドデザイン賞を受賞しています。

  3. PoC・試作

    東阪電子機器株式会社、あっと株式会社、NSW株式会社、地球観測株式会社、株式会社HAKATTE、株式会社マスコール

    2025

    大阪・関西万博「リボーンチャレンジ」出展(自動温度調節服、温度制御体験コンテンツ)

    万博の展示ブース。自動温度調整服を着せたマネキンの隣に、生体情報を表示するモニターが並んでいる

    東阪電子機器が進める「最適自動温度調節服」のプロジェクトに、当社を含む 6 社が加わりました。2025 年 10 月 7 日から 13 日、大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンチャレンジ」で、当社の温冷提示の技術を使った「自動温度調節服」と「温度制御体験コンテンツ」を出展しました。

    服は、スマートグラスやスマートウォッチから得た生体情報をもとに、ペルチェ素子などで温度を自動制御する試作機です。温度制御体験コンテンツは、ゲーム映像に連動してコントローラー内のペルチェ素子を制御し、「温かい」「冷たい」を体感できるものです。

    出展に先立つ 2025 年 9 月 19 日の大阪商工会議所の定例記者会見でも、東阪電子機器が「自動温度調節服」を展示しました。

Team

各分野の専門家に相談できます

役員は、物理、材料、体験、感覚、電子回路を専門とする大学の現役の研究者です。ご相談の内容に応じて、その分野の専門家が相談と開発に加わります。

大阪ヒートクールのラボ。木の作業台に試作中の装置と工具が並び、奥の棚に部品の箱と計測器がある
試作と計測を行うラボ
  • 伊庭野 健造

    物理

  • 菅原 徹

    材料

  • 伊藤 雄一

    体験

  • 佐藤 克成

    感覚

  • 和泉 慎太郎

    電子回路

  • 吉國 聖乃

FAQ

よくある質問

費用はどのくらいかかりますか

規模によって異なります。相談と要件整理までは無料です。試作は、範囲を区切ってお見積もりします。

期間はどのくらいかかりますか

目安は、モックが約 1 か月、動く試作機が約 3 か月です。ただし、扱う感覚の種類、計測の精度、台数、評価の方法によって大きく変わります。要件整理のあとに、具体的な期間をお伝えします。

試作だけの依頼はできますか

できます。展示用のデモ機や、社内提案のための原理試作など、一台だけのご依頼も受けています。

社内に開発の知見がなくても相談できますか

できます。何を感じさせたいか、何を測りたいかを書き出すところから、一緒に進めます。

大学との共同研究と何が違いますか

大阪ヒートクールは会社として契約するため、契約と知的財産の取り決めを会社同士で完結できます。学術的な共同研究が必要な場合は、役員が所属する大学との共同研究もご相談いただけます。

量産はできますか

内容によっては対応できます。ThermoScratch は、当社で設計したうえで製造を発注し、量産しました。自社で量産される場合は、設計の引き継ぎに対応します。

守秘義務はどうなりますか

相談の段階から NDA を締結できます。

Contact

まずは、課題や背景について、お気軽にご相談ください

初回は 30 分程度のオンライン打ち合わせです。相談と要件整理までは費用がかかりません。

取材や製品購入のお問い合わせは、お問い合わせページの該当する項目からお願いします。